2019/09/11
百三十、今からお茶が美味しくなる・・・
秋のお茶は美味しい
食欲の秋と味覚の秋とか言いますよね。
それに便乗して秋のお茶は美味しいと言っている気がします。
実際、
美味しい秋のお茶を販売し始めるお茶屋さんが多いデス!
では何故この季節になりお茶が美味しくなるのか?
これには時期の湿度や気温、
用いる茶葉が理由として挙げられます。
どんな茶葉なの?
一言で言ってしまえば、
「新茶」です。
今年の5月に摘み、荒茶にし、
保管しておいた茶葉です。
もっと簡単に言うと、高級茶葉。
(荒茶とは、
摘み、蒸して、揉んで、乾燥させた茶葉。
ココまでの状態でお客様のお手元に届くことは先ず無いです。
この荒茶を、
剣、茎、粉、頭、芽などに分類し、
火入れ(焙煎)をし仕上げて行きます)
この高級茶葉を寝かせ、熟成させたものが、
秋のお茶として販売されている事が多いデス。
湿度や気温
暑い日、ジメジメと湿度が高い日に
熱いお茶を淹れますか・・・?
なかなか難しい選択かも知れません。
水出し茶(冷茶)に手が出てしまいそうです。
そして湿度が茶葉の劣化を早める為、
お茶の味が落ちると言われております。
これらの要因をクリアすることの出来る季節が、秋!
ですが、
ここ数年温暖化?のせいもあり、
まだまだ暑い日が続いてます💦
少し涼しい日に秋のお茶を淹れてみて下さい。
きっと味覚の秋を実感出来ます。
今月16日は敬老の日。
贈り物に是非、
秋のお茶を・・・。
皇紀2679年 令和元年 9月11日
東京神茶皇園 代表 河村皇志