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2018/05/24

日本茶のこと

四十二、水出し『ほうじ茶』。

先ずは、飲んで欲しい!

ほうじ茶はあの香ばしい香りをたたせる為に、

熱湯で淹れます。

熱湯でないと香りがたちずらいので、

ほうじ茶アイスティーを提供されているお店も熱湯で淹れ、

氷の入ったグラスに注ぐ・・・こんな感じでしょう。

先週の2日間の青山ファーマーズマーケットでは、

完全に水でのみ抽出した、

水出しほうじ茶を試飲で準備しておりました。

実はこのお茶が一番人気だったかも知れません。

朱雀 × 武州ノ火

二日間の集計で最も販売数があったのが、このほうじ茶でした。

以前もほうじ茶の事を記載させて頂きましたが、

このほうじ茶は一般的な『茶色』ではなく少し緑色が残る・・・

青ほうじと呼ばれるものです。

敢えて少しだけ茶葉を合組することで、

茎の持つ甘みと茶葉が持つうま味

そこに優しくもハッキリと感じることの出来る香ばしさがあります。

これを水で淹れてもお湯で淹れた時と同じ・・・

(それ以上と感じる方もいらっしゃるかも。)

香りと味を引き出すのは火入れ師の技術、

武州ノ火』でしょう。

今週末より・・・

これから出店させて頂く、

青山ファーマーズマーケットに大容量のほうじ茶をご準備することに致しました。

マルシェで試飲をして頂けるお客様が、

『これで水出し?』と驚いて頂きご購入に繋がったと思います。

デザインと袋は即席製作ですが、

スタジオエヌさんに以前作って頂いたスタンプがこう言った時に役立ちます!

青山ファーマーズマーケットでは、

7種のお茶を試飲でご準備させて頂いております。

ご自身がどんなお茶が好みなのかを知る事の出来る、

都合の良い場(葉)として捉えて頂いても良いかな・・・と思います。

 

因みにこの朱雀を描いたのは、

初代彫蓮氏。

日本古来の文化、和彫りを継承する方。

 

 

皇紀2678年 平成30年 5月24日

東京神茶皇園 代表 河村皇志

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