2019/08/13
百二十七、日本茶に含まれる・・・
テアニンと言う成分
久しぶりに、
ちょっと為になりそうな日本茶の事。
日本茶にはテアニンと言う旨味成分が含まれており、
これは日本茶にのみ存在している!と一時話題になった事もあります。
が、
他にも含有されております。
以前このブログに記載したはずですが、
一向に見当たりません💦
ニセイロガワリと言うキノコにも含まれております。
さてこのテアニンですが、
アミノ酸と言う旨味成分と言われる物の一種です。
正式には
グルタミン酸エチルアミドと言います。
長くて読みずらいのでテアニンでイイですね。
『美』に気を使う女性であれば、
このアミノ酸が肌細胞を作るにあたり、
重要な成分である事は周知の事でしょう。
男性であっても気を使いますね!
肌細胞を作る事に関して言えば、
成人女性、男性共に大人のニキビにも効果があるようです。
しかし、
まだまだ多くの効果をもたらしてくれます。
精神安定?
堅苦しい!
リラックス効果の事です。
お茶はその香りでも効果を得る事が出来ますが、
飲む事でもリラックス効果があります。
久しぶりに日本茶を淹れた時、飲んだ時に、
『なんだか、ホッとするね・・・』は
ここから来てますね!きっと。
イライラした時にもその効果は発揮されるようですので・・・
怒りっぽい方がいたら、
すかさずお茶を淹れて差し上げれば良いかも知れません!(笑)
どんなお茶をどのように淹れれば良いのか?
テアニンが旨味成分であるならば、
やはり『番茶』は含まれないと言えます。
- 玉露
- 深蒸し茶
- 抹茶
- 玉緑茶
- かぶせ茶
こんな所ではないかなと思いますが、
基本的に高級茶葉に旨味成分は多く含まれております。
お湯の加減や、飲む量は?
- 60℃前後の湯で!
- 60℃~80℃の湯で!
- 水出しで!
日本茶における高級茶はほぼ、
『湯冷まし』が必要です。
つまり上記のどの項目も当てはまると言えます。
しかし、
一貫して
『60℃~80℃の湯で!』と言う研究結果の報告もありますが・・・
高級日本茶全てを調べたわけではないでしょうし、
産地や茶匠によって全く異なる味、香り、性質ですので、
皆さんが好きなお茶を季節に合う、
適した淹れ方で飲んで頂ければ良い!と思います。
だって、
楽しく無ければ、
美味しく無ければ・・・
続かないですし・・・
日本茶が持つ健康に良いと言う成分は特効薬ではないです。
つまり『薬』ではないです。
日ごろからお好きなお茶を適した量でお楽しみ下さいませ。
個人的な意見としては今はやっぱり
『水出し茶』ではないでしょうか?
暑い日の熱いお茶も悪くなですが・・・
やっぱり熱いです(笑)
皇紀2679年 令和元年 8月13日
東京神茶皇園 代表 河村皇志