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2018/10/19

日本茶のこと

八十八、急須から茶葉が出て来てしまう・・・。

購入する!と言う意外の解決法は?

今回は深蒸し用急須、

つまり茶漉し部分が『金網』の急須についてです。

関東エリアでは写真の急須スタイルが最もポピュラーだと思います。

これには普及している茶葉の種類が関係していると言えます。

それは『深蒸し茶』です。

深蒸し茶は茶葉が細かいため、

陶器の茶漉しでは根詰まりしてしまいます。

写真☟の茶漉し部分の穴が陶器製ですが・・・

全て手作業、HANDS MADE です。

主に煎茶、浅蒸し茶の為の茶漉しです。

 

まずはこの”金網の急須”のメリットとデメリットを。

 

メリット

  • どんな茶葉でも淹れることが出来る。
  • 金網部分の交換が可能
  • ステンレス製で衛生的
  • ここ数年で、デザインバリエーションが若干増えた。

 

デメリット

  • 金網交換にちょっとコツが必要
  • 網部分が茶渋で詰まる
  • 陶器の茶漉しと比べるとそのデザイン種類はまだ少ない。

見た目のデザインや色、艶なども普段使いには重要な点かも知れませんが、

美味しく淹れる事が出来るか、また、

納得行くお茶が淹れられるか、

ここが最も重要かと思います。

そんな中で、

最近ふと気づいた事が最も質問される事でした。

その内容は、

網を自分で交換したんだけど・・・茶葉が少し出て来てしまう。』です。

その解決法を記載致します。

これでOK!

写真の金属製の器具(?)

そう!!!

紅茶を淹れる時などに使われる茶漉しです。

が、

正直普段使いで、

こんなオシャレで高価そうなもの必要ないです。

普通の小さな網、

出来ればカップサイズに近いものが使いやすくてイイですよ。

私は自宅で使用中の急須で淹れる時はこんな感じです。

これだけの事ですが、

紅茶で使用する器具を使ってはいけないルールなどないですし、

使い慣れた急須がもう少し長く使えるのであれば一工夫する価値ありです。

ちなみに金網はDAISO ダイソーなどで販売してます。

それで十分です。

急須の網交換はお茶屋さんでも難しいと言えます。

実体験のある方は、

『こんなやり方してるよ!』などあったら是非、

教えて下さい。

 

 

皇紀2678年 平成30年 10月19日

東京神茶皇園 代表 河村皇志

 

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