2018/10/02
八十三、三大銘茶の抹茶が揃う!
狭山茶からも抹茶を!
抹茶と聞けば京都宇治でしょう。
しかし世界的大ヒットにより国内では各産地でオリジナルの抹茶を作っております。
が、
やはり京都宇治、愛知西尾、福岡八女、静岡藤枝、
このエリアがダントツのクオリティを誇っているでしょう。
では狭山茶はどうなのか?
とある狭山茶の茶匠とお話出来る機会があり単刀直入に伺いました。
『実際のところ・・・狭山茶の抹茶は宇治、八女、西尾の抹茶に対抗出来ますか?』と・・・。
即答で、
『敵いません!そもそも抹茶製造の歴史が違う、土が違う、知識、技術が違う。狭山茶の抹茶はまだまだ発展途上です。価格帯で真ん中くらいまでは良い勝負かも知れませんが・・・。』
賛否両論かも知れません。
しかし、
『農林水産大臣賞』を受賞した茶農家さんのお言葉、
信憑性は高いと言えます。
とは言え、抹茶こそ嗜好品!
飲んだ方が『これが一番美味しい!』と感じればそれで良い!とも思います。
現在、
碾茶炉を入間茶業研究所に配備し日々進化している(?)狭山茶の抹茶。
今後に期待です。
次回のTTP TAKAYAMA TEA PARTY は、
抹茶!
これで開催決定です。
先日のこと・・・
都内某所にてちょっとした集まりに出席させて頂きました。
お茶屋と言うことで色々質問を頂きました。有難い。
その集まりの中には日本茶インストラクターの方もおり、
ちょっと親近感を持ちました。(私はインストラクターではないです💦)
頂いた質問の中でこんなものがありました。
『抹茶と緑茶(急須で淹れる茶葉)の違いはなんでしょう?』
約10分と言う時間で出来るだけ多くの方とお話したい環境下でしたので、
『今、お話するにはちょっとお時間がないので、後程でも大丈夫でしょうか💦』と丁重に対応させて頂きました。
しかし、
『それくらい、一言で答えられるようにしないと!これからは!』と・・・。
かなり簡潔に記載しましたが、
日本茶インストラクターの方も正直戸惑ってました。
一言で言い表せることの出来る文化であれば、こうも長くは続かないでしょう。
色々調べましたが、答えが出せず、
茶匠数名にも伺いました。
結果、
一言では返答なんて絶対できない!と言う結論でした。(分かってたけど笑)
私自身にも言えますが・・・
文化に対する質問の内容と仕方は難しいモノであると感じました。
皇紀2678年 平成30年 10月2日
東京神茶皇園 代表 河村皇志