2018/04/17
二十四、縁起の良い『八十八夜』とそうでもない?『八十八夜』。
末広がりの『八』が二つ。
立春から数えて八十八日、
縁起が良いとされるのは、末広がりの八が二つ付いているから。
実はお茶以外にも農業全般に意味をなしています。
冬が終わり、春の暖かさを感じられるようになり、天候の安定と共に霜が降りるほど寒くなることも無くなります。(少なくなります。)
その年の最後に降りる霜を『別れ霜』と言い、
八十八夜を境に昔の方は農作業を開始しておりました。
しかし、
今も昔も予想することしか出来ない天候は、
必ずしもこの日を境に霜が終わることなく、八十八夜を過ぎても降りる霜を、
『泣き霜』と言います。
天気予報などない時代は旧暦が頼り・・・急な冷え込みに農作業が進まず泣きを見ることも・・・。
88日後・・・
映画じゃないです・・・分かる方だけでイイです。
実は先述した『別れ霜』に因んでユニークな記念日が御座います。
それは5月13日・・・母の日じゃねーか!と思いました。
実はもう一つあるんです。
それはバレンタインデーから数えて88日、
この日を別れに最適の日と定めたようです(笑)。
縁起の良い別れ?
個人的に女子に再チャンスの日と解釈しました。
バレンタインデーに勇気を振り絞り告白、今まで付き合ってみたけど・・・
なんか違うかも?と思い始めたそんな頃、
別れるけれど縁起の良い日、末広がりの八十八日後(バレンタインデーから)ですからね。
しかし、今年は母の日と同じ日・・・
一生記憶に残る思い出になるかも・・・。
皇紀2678年 平成30年 4月17日
東京神茶皇園 代表 河村皇志