2018/05/02
三十三、本日『八十八夜』いよいよ限定新茶が販売されます。
お待たせしました・・・。
一昔前より明らかに国内の新茶需要は減っているでしょう。
とは言ってもさすがにこの時期は忙しいです。ありがたい!
八十八夜限定新茶はその名の通り、限定です。
基本的にはご予約を受けた分だけ製茶致しますが、
実際は余分に製茶し準備してます。
ご安心を。
茶業界の流行り・・・。
インバウンド旅行者などの茶摘み体験や、
お茶淹れ会、手揉み茶の披露などこの八十八夜にこそ行った方が良いような気がしませんか?
実際は忙しくてやってられない!と思う茶農家さんやお茶屋さんがほとんどなんです。
私も正直そんな状況です。
特に茶農家さんは一年で最も忙しい時期です。
茶葉を摘み、蒸し、揉み、乾燥・・・ここで第一工程が終了。
この状態のお茶を荒茶と言います。
全国の茶農家さんはこの荒茶を卸して生計を立てている方が多いのですが、
狭山茶は単一生産農家が主なんです。
最近はシングルオリジンティーなんて呼ばれてますね。
この荒茶を分類し、火入れ(焙煎)しお茶が出来ます。
つまり皆様のお手元に届く状態のお茶を一つの茶農家さんで完結させるのです。
これが今の茶業界での流行りです。と言うより注目されております。
個性?偏り?
このシングルオリジンが良いのかそうでない(好きかそうでない)のかはお客様の判断です。
シングルオリジンにすることで生産者の個性が出ると言えるでしょう。
その反面、
好みが分かれることも少なからずあると思います。
曾祖父が設立した茶工場は製茶問屋で、
13の茶農家さんとのお付き合いが御座います。
そのため東京神茶皇園では、
シングルオリジンでも、
そうでなくとも対応させて頂きたいと考えております。
話が少しずれました。
まだ近所のお茶屋さんに足を運んだことがない方は今年こそ伺ってみては?
過去800年で最大のブーム!ですよ。
スーパーでもティースタンドでも味わえますが、
家庭で、急須で淹れるお茶を是非。
皇紀2678年 平成30年 5月2日
東京神茶皇園 代表 河村皇志