東京神茶皇園とは?我々が掲げるコンセプト
茶文化を後世に残すこと。
お茶は、中国から奈良時代には日本に入ってきたと言われています。当時は薬として扱われ、貴族や大名、裕福な一部の人達にしか口に出来なかったそうです。明治時代に入り機械化が進み、一般市民が嗜めるようになってからは、日本人が口にする飲み物と言えば、お茶だという程までに普及していきました。
このように日本の歴史や家族団欒を作り上げてきたお茶ですが、簡単に飲める飲料を求められるようになったこの数十年で、消費自体がかなり減ってきているのです。
そんな私たち日本人の習慣であり、固有の文化である日本のお茶を、後世に残すべくして立ち上げたのが東京神茶皇園なのです。
時代の変化を受け容れる。
「急須で淹れるお茶は美味しい。」「ペットボトルのお茶なんて本物のお茶じゃない。」古くからお茶を扱うお茶屋さんなどにとっては、今現在、お茶として飲まれているお茶は本物のお茶ではないと豪語されています。ただ、どんなに歴史がある日本のお茶だとしても、手に取って飲んで頂けなければいずれお茶屋さんは全てコンビニに変わっていってしまうと思います。
お茶の歴史を途絶えさせない様にするためには、まずは“若い世代の人たち”にお茶に興味を持って貰うことが大切だと考えています。昔ながらの伝統は大切に継承しつつ、新しく生まれ変わらせる部分も必要だと思っています。そして徐々にまた、急須で淹れるお茶の素晴らしさに気付いて頂けたらと思っております。